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1つの製品に、多いときは10面以上の金型が必要です。それらすべてを綿密に計算し、図面を起こしていきます。OGKでは数年前から、外注していた金型加工を徐々に自社加工にシフトしています。製品のトラブルなどで改良や修正が必要な際、 金型を自社で作ることでスピーディな対応ができるからです。また、液体状の樹脂に圧力をかけて流し込む金型には、0.01ミリの隙間も許されません。金型課のエース、原田さんは 「日々、いいものを作りたいと思って妥協しないように心がけています。金型は、わずかなズレでも製品の安全性に影響してしまうので、現場の皆と協力しながら取り組んでいます」 と語ります。

「子供のせ」などの大きな製品は、ベースとなる金型に「入れ子」と 呼ばれる小さな金型を組み合わせて作られます。1トンを超える金型を扱う現場は、多くの危険を伴います。釣り上げるクレーンやフックがしっかりかかっているか、適切なバランスがとれているかなど、 必ず2人以上でチェックしながら作業を進めます。複雑に入り組んでいる金型を1ミリのズレもなく組み合わせる様は、まさに職人の技と言えるでしょう。


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