COLUMN

Savka Uto chapter2

Savka Uto chapter2

幅広く食に携わる仕事をされているんですね。

生産者の方に、自分がどれだけ価値のある仕事をしているか
ということを実感してもらうために、ちゃんとした売り先と売り方を考えること、
そしてより良い作物を作ってもらうために、人、テクノロジー、
時には資金調達のお手伝いをすることもあります。
優良な加工品の企画やどうやったら多くの人に届けられるかを考えるお手伝いもします。
食の始まりから終わりまでを
見届けられるやりがいのある仕事だと思っています。

今は何を基準に仕事を決めるようになったんですか?

基本的には、話を聞いて「おもしろい!」と思える仕事をお受けするようにしています。
こういうノリなので、必然的にスタートアップのお手伝いが多くなります。
マーケティングのお手伝いをする場合は、月並みですが、
体に良くて美味しいもの、作り手の心意気がわかるもの、
サステナブルな取り組みをしている企業のもの、ということを基準にしています。

ほぼ直感で、「やる、やらない」は判断します。
昔は、「好き嫌いで仕事を判断するのはわがままなんだろうか?」
と反省することもよくありましたが、
無理をすると仕事のパフォーマンスも下がって、よい結果を出せません。
今では、この直感的な判断は、経験によって身についた感覚だと思えるようになりました。

今の仕事では、企画からスポンサー集めまですべてやってるんですか?

そうです。
みんなで1から作り上げて行くスタイルが自分には合ってるかなと感じてます。

自分が食べるものは何を基準に選んでいますか?

生産者の方の顔が見えるものや旬のものを前よりも意識するようになりました。
以前は有機無農薬など「どうやって作ったか」しか気にしていませんでしたが、
最近は「どんな人が」「どんな思いで作ったのか」ということが気になります。

お店以外ではどういうところで購入しますか?

産地や農法にこだわった宅配野菜サービスを利用しています。
先ほどの「どんな人が」「どんな思いで作ったのか」
ということが書かれた小冊子がついてきたりして、とても興味深いですね。

商品の良さを「どう伝えたらどう響くか」という伝え方の勉強にもなります。

食以外でこだわって選んでいるものはありますか?

あまりものに執着がないんです。
できればどこに行くにも手ぶらでいたい。
身の回りにもあまりものを置きたくないタイプなので、
こだわりといえば、なるべくシンプルに生活することかも。

自転車は持ってますか?

折り畳みの白い自転車を持ってて、職場のまわりでだけ使っています。
乗れるようになったのは中学生の時です。
祖母の家に行ったのがきっかけでした。
田舎で乗れるようになったから、今も都内の車どおりが多いところは怖いんです。
近所の自転車屋さんにメンテンナンスに持っていったりして、
3年くらい使ってます。

Savka Uto chapter2
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<プロフィール>

宇都 サフカ
Dentsu Inc. / Web designer
September 1998 - December 2001
Dentsu Inc. / Creative Director For "Internet Fair 2001 Japan"
September 1998 - December 2001
DIVA Networks Inc.(US, Germany, and Japan)/ Creative Director
September 2014 - November 2015
Futurama Inc. / November 2015
Futurama Inc. / Principal. Creative Director
August 2000 - Present

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