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既存の商品を越えた、今までにない新しいデザインを生み出すためには、他社の商品研究も必要です。今回は美しさを意識したデザインを考案するため、欧州メーカーを中心に5社以上の商品を取り寄せました。1体1体、使用している素材や構造を細部まで調べます。 大まかな構造が決まると、平面や立体など、数種類の図面を作成します。カラーリングは、スポーティなイメージで黒を基調に、ビビットな赤や青を使用した鮮やかな色合いに決定しました。
少しでもひっかかりをなくし、ぶつかったときの危険を減らすために、対象年齢が1歳以上6歳未満の「子供のせ」は、すべてのパーツにエッジをなくし、丸みをもたせています。また、後ろ用の子供のせは自転車のキャリヤに取り付けますが、万が一キャリヤが破損しても安全を確保できるよう、子供のせと自転車本体を結ぶ安全ベルトを装備します。
OGKでは、開発・技術・金型の三課が同じフロアに机を並べています。設計の段階で技術的な疑問や相談事が発生すると、すぐに3つの課で会議を行うためです。さらに技術や金型との連携により、社内の作業工程を短縮できたりコスト削減に繋がったりと、あらゆる面において進化を遂げることができます。これは、開発から製造までほとんどを自社でまかなっているOGKだからこその強みです。