HOME > OGKの安全だから安心のものづくり > 成形
「子供のせ」のパーツの原料である樹脂は、白い粒状の形をしています。この原料に顔料の粒を混ぜ、色を付けていきます。この樹脂は車のバンパーにも使われている、高い強度を誇る樹脂です。気温が低い場合、樹脂はどうしても割れやすくなってしまいますが、この樹脂ならばマイナス20度のなかでも割れにくい寒さに強い特徴も持っています。
部品は、この大型射出成形機で作られます。金型の大きさに合わせて7つの機械を使い分けていますが、「子供のせ」の本体パーツを作るこの機械は、もっとも大きなものです。クレーンを操り、まずはこのなかに重さ6トンの金型を慎重に設置します。次に、使用する樹脂に合わせて、温度や圧力などの成形条件を設定していきます。