子ども乗せ自転車は怖い?転倒の不安を解消するために大事なこと

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子どもの送迎や日々の買い物にとても便利な子ども乗せ自転車ですが、「転倒しそうで怖い」と感じている方も少なくありません。
実際に、独立行政法人国民生活センターが行ったアンケート(※1)によると、回答者のうち約7割が「子どもを乗せた時に転倒した、または転倒しそうになった経験がある」と答えています。
子ども乗せ自転車の転倒事故を防ぎ、子どもをケガから守るには、どのようなことに注意をすれば良いのでしょうか。

重たい子ども乗せ自転車は転倒の危険と隣り合わせ

一般的な電動アシスト自転車の重さはおよそ30キログラム。たとえば、そこに1歳児(約10キログラム)と3歳児(約15キログラム)を乗せると、総重量は55キログラムにもなります。
自転車は、運転する人がバランスを取り続けなければ倒れてしまう不安定な乗り物です。
単身で乗っていても転倒することがあるのですから、子ども乗せ自転車のように重い車体では、

・こぎ出しのときにふらつく
・走行中、溝や段差にハンドルを取られる
・自転車を停めようとしてバランスを崩す

といった危険と無縁ではいられません。
子ども乗せ自転車の転倒事故は、誰にでも起こる可能性があるのです。

自転車の転倒事故をどう防ぐ?

転倒事故を防ぐためには、どのようなことを心がける必要があるのでしょうか。

安全な場所で乗り降りする

子ども乗せ自転車の転倒事故は、走行時だけでなく停車時にも起きています。
自転車は平らで安全な場所に停め、子どもを乗せるのは親の乗車直前に、降ろすのは親の降車直後に行いましょう。

停まっているときは両足を地面につく

重い子ども乗せ自転車を安定させるために、サドルの高さはやや低めにし、両足が地面につくよう調整してください。
信号などで停止するときには、常に両足をしっかりと地面につけて自転車を支えるようにしましょう。

段差に浅い角度で侵入しない

子ども乗せているとき、自転車はちょっとした段差でもハンドルを取られて、バランスを崩しやすくなっています。
縁石に乗り上げるときなど、段差がある場所ではスピードを落とし、段差に対してできるだけ直角にタイヤを当てて、正面から乗り越えるようにしましょう。

滑りやすい場所は避けて走行する

鉄板やタイルなど、滑りやすい場所は避けて走行するように努めてください。
特に雨の日は視界も悪くなり、マンホールや点字ブロック、坂道や石畳などでスリップすることが増えます。
路面状況に気を配り、「最短距離」よりも「安全な道のり」を選びたいですね。

メンテナンスを忘れない

子ども乗せ自転車は重量があるため、ブレーキやタイヤにも負担がかかります。
空気圧のチェックなど日常のメンテナンスはもちろん、最低でも年1回は、近所のサイクルショップで点検してもらうことをおすすめします。





グランディアなら万が一のときにも安心!

OGKが開発した「グランディア」は、「抱きしめて守る」というコンセプトで作られた、新しい自転車用チャイルドシートです。
グランディアならではの3つの特徴が、万が一のときにも子どもをケガから守ってくれます。

頭部を270°守ってくれる「トリプルヘッドガード」

グランディアには、国内最大級(※3)のカバー範囲を誇る「トリプルヘッドガード」が装備されていて、頭部を270°守ってくれます。
わが家の3歳の次女を乗せてみたところ、頭の側面まで包み込んでくれるので、自転車が横倒しになってしまったとしても、頭や顔が守られるという安心感がありました。
ヘッドレストの高さも簡単に調整できるので、子どもの成長に合わせていつでも最適な高さにできます。
子どもが自転車で眠ってしまっても、チャイルドシートから頭がはみ出ないというのも大きなメリットです。

自動巻き取り式の「ピッタベルト」

グランディアには、ワンタッチで操作できる自動巻き取り式の「ピッタベルト」がついています。子どもをチャイルドシートに乗せてバックルをロックしたら、チャイルドシートの背面にあるボタンを引くだけで、自動でベルトが巻き取られます。
子どもの服装に合わせて、毎回シートベルトを調整するのは手間がかかるもの。筆者もつい面倒になってしまって、シートベルトがゆるいまま子どもを座らせたり、逆に少々きつくても無理にバックルをロックしたりして、子どもに嫌がられることもありました。
グランディアに次女を乗せたとき、最初は冬用の厚いジャケットを着たまま、次は暑くなったからとジャケットを脱いでいましたが、ワンタッチでシートベルトがぴったりの長さに調整されるため、手間もかからず、次女も快適そうでした。
毎日の乗せ下ろしが楽になり、子どもの安全も守れる頼もしい機能です。

足の内側も外側も守ってくれる「フットガード」

特にリヤチャイルドシートを使う場合は、子どもの足元にも注意が必要です。
自転車に乗った状態で子どもが足をブラブラさせると、車輪に足が巻き込まれたり、すれ違う人やものに接触したりして、事故につながることもあるのです。
グランディアの大きなフットガードは、足の内側と外側、両方をカバーする作りになっているため、足が安定し、ケガも防いでくれます。
筆者の次女は自転車に乗せると、わざと足を揺らして遊ぶことがあり困っていたのですが、グランディアは足を包み込むような形状になっているからか、足をバタつかせることもありませんでした。
ガード力が高い一方で、子どもに足の拘束感を与えないように、また乗せ下ろしのときに不便にならないように配慮された作りなので、快適性を損なうこともありません。
走行中など親の目が届きにくいときでも、子どもの安全を守っていてくれるという安心感があるため、自転車の運転に集中できますよ。

子どもの安全を守って自転車生活を楽しもう!

子ども乗せ自転車での転倒事故を防ぐには、安全に気を配りながら運転をすることはもちろん、転倒してしまったときに、子どもがケガをしないようそなえておくことが大切です。


●子ども乗せ自転車ですぐに公道に出るのではなく、安全な場所で練習をしてから利用する
●通園など決まった道のりで多く使う場合は、事前に路面状況を確認しておく
●子どもの頭から足先まで守ってくれるチャイルドシートを利用する


以上のようなことを心がけることで、子ども乗せ自転車を運転する不安もやわらぐのではないでしょうか。
子どもの安全を守りながら、楽しい自転車生活をおくりましょう!

※1・2:独立行政法人国民生活センター 子どもを自転車に乗せたときの転倒に注意
※3:2019年1月OGK調べ


GRANDIAについてはこちら





ママライター:青海 光(あおみ ひかり)
都内在住、2児の母。IT企業に勤めた後、夫の海外赴任に伴いインドへ。帰国後ライターとなり、現在は育児やライフスタイルに関する記事を中心に執筆している。