子どもの頭部衝撃を吸収する技術
ZEROTECTで
幼い子どもの未来を守ります。
子どもは家族の希望。
しかし、停車時の自転車の転倒などから、
毎年多くの子どもが頭部損傷を中心とした
ケガを負っています。
転倒や外部接触の衝撃から子どもを守るため、
検証と試作を繰り返して追求したリブ構造で
頭部
への衝撃を吸収するZEROTECTを開発しました。
自転車事故での衝撃ゼロ=[ZERO]をめざして
開発した技術=[TECHNOLOGY]として
名付けたZEROTECTは、
自転車事故から幼い子どもの未来を守るため、
進化し続けます。
転倒衝撃を緩和する技術開発へ自転車停車中の転倒事故が
非常に多いという事実に着目
東京消防庁救急搬送データ※1
(2011~2017年累計)
1,221人
自転車の事故※2月別救急搬送人数
2,607人
子ども乗せ自転車転倒による頭部損傷事故は年間100件※3にものぼります。2018年度より「子どもの事故防止週間」が実施され、保育園や幼稚園でも安全対策の呼びかけが行われています。
自転車転倒事故が起きやすいのは、停車中の乗せ降ろし時や、停車している状態から発進するときです。特に大人1人、子ども2人の3人乗り自転車は、自転車自体の重さも加えるとかなりの重量になります。ふらつきから転倒すると、頭部損傷を中心とした大ケガに繋がる可能性があります。
OGKは、停車中の転倒衝撃を緩和させることに重点を置き、子どものケガゼロをめざす技術開発に取り組むことに至りました。
重症時、受傷部位例※4
万が一の事故時、
頭部を無傷・軽傷に抑えられる技術
6歳児相当の重症化リスク
*子どもの脳が受ける衝撃(HIC値)を元に数値を算出 (HIC2000を越えると死亡する確率が極めて高い〈OGK調べ〉)
衝撃値(HIC値)の測定および算出は(一財)日本車両検査協会が行い、傷害リスク評価はPrasad/Mertz Probability Curve※5に基づき算出(OGK調べ)。試験はJIS T8134に準じた装置を用い、ISO
A人頭を約1.6mの高さから平面アンビル上に置いた製品に対して落下させる方法で行った。すべての試験において、人頭皮と同様の緩衝能を持つとされる発泡スチロール※6を人頭皮代替材として用いた。
※5 NHTSA, PROPOSED AMENDMENT TO FMVSS No 213 FRONTAL TEST PROCEDURE, Docket No.NHTSA-2002-11707-0006, 2002
※6 益澤秀明, 頭蓋骨骨折発生の力学的研究 –実験的研究と脳外傷に関する考察– , 脳と神経, 第24巻,第5号, 1972
このデータは一定の条件下で行われた試験結果であり、あらゆる事故に対する安全性を保証するものではなく、運転者・同乗者ともに必ずヘルメットを着用し、交通法規を守って運転してください。
ZEROTECT機能
ZEROTECTは、転倒や外部接触の衝撃から子どもを守るため、検証と試作を繰り返して追求したリブ構造で頭部への衝撃を吸収します。
SDGsの取り組み
ZEROTECTは社内でリサイクルしやすい材料選定及び製造工程の見直しにより、産業廃棄物削減をより強化しています。